市政の動き−議会発言
【11.06.20】 一般質問をしました。(20分)
「市政の公開」と「介護保険法の改悪」について
今日は、日本共産党桑名市議団の星野公平です。
大震災、原発事故を思い、「原発ゼロ」を合言葉にして行こうではありませんか。先の議員の質問で原発廃炉を求めるものがありましたが、市長は是非先頭に立っていただきたいと思います。
「市政の公開」と「介護保険法の改悪」について2点を一問一答で質問します。
1、市政の公開について
(1)3月から4月にかけて、東日本大震災の復旧・復興のさなかに、被災地などを除いて統一地方選挙が行われました。三重県でも桑名市の関連では、知事選挙と県議会議員選挙が行われました。その結果、三重県知事には若い知事が誕生しました。彼のマニュフェストには賛同するところが余りありませんが、連日報道される「改革」には注目すべきところがあります。その中で、2点、是非、桑名市長にもお願いしたいところが有ります。1つは、?市長室の24時間公開。もう1つは、?部長会のマスコミへの公開です。桑名市政を住民の方に身近に感じてもらい、市政に参加してもらう、情報の公開性の面でも必要ではないかと思います。市長の見解を求めます。
議会も改革を進めています。次は市長の番ではないでしょうか。
(2)情報公開制度の問題です。
情報公開について何度も質問をしてきました。やれることはどんどんやっていかなければ他の市から取り残されます。桑名市の情報公開のスピードは余りにもひどすぎるのではないでしょうか。できない理由は要りません。
? 公開は当日か翌日にはする。できない場合は即座にその旨を通達し、予定日を明らかにして了解を得る。
? 公開に不満のあった場合の審査会は1ケ月以内に開催し結論を出す。
以上について、答弁をお願いします。
2、介護保険法の改悪について
改定介護保険法が6月15日成立し、来年の4月から施行されます。
内容は、
1、軽度の要支援者へのサービスを市任せにする「総合事業」を導入する。
2、「医療行為」を介護職員等にやらせる。
3、「介護療養病床の廃止」の方針を継続する。
その他にも関連して、「市民後見人」の育成や保険料のアップを抑えるために都道府県の財政安定化基金の取り崩しの容認などがあるようです。国の無責任によるサービスの低下・負担増で、どうみても改悪です。
来年度からの?65歳以上の方の保険料の値上げ、?新しく始まる総合事業(ローカルルール)、?24時間対応巡回型訪問サービス、?複合型サービスへの対応、?泊まれる施設の現状と増床計画、?介護職員の医療行為について、
国は、これから実施に当たっての詳細を決めていくようですが、桑名市はどの様に考えておられ、どの様に対応して行こうとしておられるのか、大まかな方針について現状を踏まえて答弁願います。