活動日誌−活動日誌

【11.12.07】 今日のしんぶん赤旗より5題

臨時国会も終盤を迎え、動きが急です。

1、被災地にカジノ 大門議員批判 “窮状につけ込む行為” 
「犯罪行為である賭博場をつくるのは被災者を愚ろうするもの」と批判。野田首相は、解禁は「政府として検討していない」と答弁。大門氏は「おぞましいことに足を突っ込むべきでない」「国際観光などといって賭博で外国人などからまきあげようというのはあさましい根性だ。もっとまっすぐに“観光立国”や日本の経済発展を考えるべきだ」と述べました。

2、派遣法改定案骨抜き修正 
改定案の内容は「製造業派遣・登録型派遣の原則禁止条項を削除するなど、もともと大穴があいていたものを、さらに骨抜きにするもの」です。「国会を延長して審議すべきで、中身も問題で賛成できない」(社民党)との発言も。

3、来年度年金引き下げ 厚労相 “今年の物価下落反映”
小宮山厚労相は、2012年度の公的年金支給額を物価下落にあわせて引き下げる考えを表明。今年の物価下落分を反映し0・2〜0・3%引き下げる見通しで、実現すれば0・4%引き下げた今年度に続き2年連続となります。11年度支給額は国民年金で月額6万5741円(40年間加入の場合)、厚生年金で同23万1648円(標準的な夫婦2人世帯)。物価スライドを適用すると、12年度はともに月数百円程度の減額になります。厚労省は、過去の物価下落時に年金をすえおいたために現在の年金支給額は「本来より2・5%高い」として12年度から段階的に引き下げるかまえです。その場合は、来年度の引き下げ幅は1%を超すおそれがあります。

4、問責9日提出 
問責決議案については「一川、山岡両氏は大臣の資格がない」

5、原子力協定 衆院通過 原発輸出は危険
ヨルダン、ロシア、韓国、ベトナムへの原発輸出を進めるための原子力4協定承認案が6日、衆院本会議で、民主、自民などの賛成で可決。日本共産党は、「危険な原発を輸出することは到底許されない」と反対。「原発は核分裂を制御する技術が未確立であり、核エネルギーの暴走を止めることができないことは福島原発事故で示された」「重大事故が発生し、大量の放射性物質が外部に放出されればそれを抑える手段は存在せず、被害は地域、国境を越え、子々孫々にまで被ばくに苦しむ人々をつくることになる」

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