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【10.09.17】 雑感 どんな秋に
桑名医療生協、機関紙「いのち」への文
暑い夏でした。残暑も厳しかったです。夏祭りは無事終わりました。突然のように高齢者の所在不明が問題となりました。炎暑と高齢者の貧困も大きな社会問題になりました。さいたま市では生活保護が認められなかった男性が電気・ガスを解約し、この炎暑の中、熱中症で死亡するという事件が起こりました。桑名市内でも熱中症による死亡が2名、隣の四日市市では平屋の同じ地区の市営住宅で生活保護受給者が3名も熱中症で孤独死と報道されました。何処かおかしい。
民主党の代表選が行われ、菅首相が再任されました。今の経済・財政危機をどう打開するのか、沖縄の米軍普天間基地の問題をどう解決していくのか、展望が見えてきません。大企業を応援すれば経済はよくなり暮らしが良くなる、 「日米合意」で普天間基地を辺野古に移設する、という自民党と同じ道です。経済でも外交でも、旧来の政治を大本から転換し、国民の暮らしが本当に豊かになり、経済も財政も立ち行くようにする、基地のない日本をめざす、この事が求められている。
理事 星野公平