【10.09.01】 星野公平ニュースNo.120発行

「名古屋市議会」解散請求 署名運動

 名古屋の河村市長が主導する、市議会解散を求める直接請求署名運動が27日から名古屋市内各地で始まりました。日本共産党は名古屋で、「憲法で保障された地方自治の二元代表制を否定し、市長言いなりの議会をつくることがねらいであり、解散請求には道理も正当な理由もない。河村市長の議会解散の企てには反対だ」と厳しく批判しています。私も市は違いますが市会議員の一人として無視できる問題ではないと思っています。                        
 名古屋市民からは「乱暴すぎる」「独裁路線」などの批判の声があがり、マスメディアからも、議会解散運動の背景には「対話の努力をせずに対立をあおってきた市長の政治手法がある」、「議会での議論を軽んじ、それぞれ民意で選ばれた市長と議員による『二元代表制』を否定しかねない動き」と指摘しています。             河村市長は、議会が「市民税10%減税継続」(実際は大企業・金持ち優遇減税)「地域委員会継続」(問題点がたくさんあり、あり方を検討中)「市会議員報酬半減」(共産党は高額であるとし、民主的な方法で引き下げを提案)という市長の公約・政策の実現をはばんでいると言っています。                    
 リーマン・ショック後の経済危機から抜け出せず、生活悪化が続いている時です。市長と議会は、市民生活応援のために、おたがいに知恵を出し、力を合わせなければなりません。市民の要求実現、市民の声が届く市政と議会づくりに全力をあげなければならないと名古屋の日本共産党市議団は頑張っています。

9月1日より定例市議会始まる


決算の認定と補正予算等の審議

 提出された議案は、平成22年度一般会計・老人保健・介護保険・下水道会計の補正予算4議案、平成21年度一般会計・特別会計と水道会計の決算の認定について2議案、条例の一部改正2議案、その他3議案の計11議案です。他に、報告14件と請願が5件(教育や医療に関するもの)あります。
 一般会計補正予算は総額71,915千円で、緊急雇用24,497千円、道路関係13,195千円、多度の学校統合で11,585千円、トイレ改修7,000千円、消防機器購入3,644千円、その他11,994千円となっています。検査事務費の増額もあり質問したいと思っています。
 決算の認定については、今年度から決算特別委員会が全員参加型となり、所属の常任委員会の部門の審査に参加します。他の部門の成果報告書や決算書を精査して意味ある質問をと思案中です。特に不祥事のあった水道会計の決算はよく見る必要があります。私の議案に対する質疑は9月7日(火)に予定されています。

「桑名市斎場」の業務委託先候補 イージス・グループに

 8月26日に四日市の業者であるイージス・グループ有限責任事業組合に内定したそうですが、詳細(選考過程、選考委員)については公表されていません。

日 本 共 産 党 演 説 会

日時 9月11日(土)午後2時より 
会場 桑名市民会館 小ホール
弁士 衆議院議員 佐々木憲昭 (参議院選挙後の情勢など)

11月に行われる市会議員選挙の予定候補者3名もお話します

投稿    誰が桑名市内の環境破壊を守るのか

 桑名市内の開発について住民の方から意見を貰いました。全く同感でありますので掲載させていただきます。
 従来人間は自然と共存して生きてきた。外へ出れば樹や緑を見られた。然し最近では生活の周辺から樹や緑が次々と消えていく。残念ながら桑名は人間を取り巻く環境が大きく変わった。それによって人間と生活環境のズレが顕著になってきた。マンションのようなコンクリートの如き箱の中で生活もしている。つまり真の人間の姿と街の光景のバランスが変貌してしまった。自然破壊を即時ストップしなければ悔いを千載にのこす。某地区周辺の住民のお方が悲鳴を上げていた。昔からの自然の樹や緑がなくなってからは。最近の異常猛暑は異常気象の原因もあるにせよ、自然破壊による祟りも考えられる云々・・。自然破壊を開発という美名に於いて森林をこれからも無くしてゆくのだろうか?もう既に各地で猿の出没も見られている。過去森林こそ自然によってとても大きな役割を果たしてきた。それは気候を調節する働きもあった。桑名市は「日本一住みよい環境の街を実現する」と謳ったのは誰か?やがて日本一は実現するかもしれない。それは「日本一猛暑の桑名」というべきであろう。環境(自然)破壊に狂奔している今の市政に猛省を促したい。

【生活保護問題議員研修会】参加報告(8月20日−21日)


右は伊勢新聞の記事(桑名餓死の事例報告、星野市議が問題点指摘)

新聞記事は略

1日目(20日)
*小久保哲郎弁護士の「生活保護申請援助の基礎知識」の講義
*寸劇「杉村議員行政を叱る」(内容はケースワーカーと保護申請者のやりとり)
行政職員の生活保護に対する態度がよくわかった。(圧力だけではなく理解してもらえるよう法律の理論武装が必要)
*講演1、湯浅誠「貧困との闘いー地方政治に何が求められているか」
現場からの報告は役に立つ。

2日目(21日)
*講演2、阿部彩「子どもの貧困・高齢者の貧困」
打ち合わせの都合で半分しか聞けなかった。岩波新書「子どもの貧困」の作者。話は高齢者にも及ぶ。
*第2分科会「議員活動に生活保護をどう活かすか」に参加し報告する。
多くの方が生活保護を取るために行政との闘いに日夜臨んでおられることが改めてわかった。

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