【10.05.19】 星野公平ニュースＮｏ．１１３発行
終盤国会の重要３課題
一つ目は普天間基地問題 ５月上旬に訪米した志位日本共産党委員長は基地の「無条件撤去」を米政府に申し入れました。４月２５日の沖縄県民大会で示された「基地の県内たらい回しノー」という民意をどうするのかが問われており、予算委員会での集中審議が求められています。
二つ目は「政治とカネ」の問題 小沢民主党幹事長の資金管理団体をめぐる土地取引事件は、政治資金報告書における虚偽記載で国会議員・元秘書らが起訴された問題です。嘘の記載をした問題だから、嘘をつくことができない国会での証人喚問を行う必要があります。公共事業にかかわる「天の声」についても税金の問題ですからしっかり議論されるべきです。
三つ目は国民生活の問題 審議入りした労働者派遣法改定案は大きな穴（抜け道）が開いており、抜本的な修正で、要求実現をすべきです。後期高齢者医療制度は即刻廃止し、元の老人保健制度に戻すべきです。
又、強行して提出された「国会改革」関連法案は、国会の調査機能を弱めるものであり、内閣法制局長官の国会答弁禁止は、その時々の政府の考え方で憲法解釈を独自にできるようにするもので「自衛隊の海外での武力行使はできない」という解釈が覆されることにつながります。
２０１０年 第２回定例議会（６月）スケジュール
６月 ９日（水） 午前１０時 本会議開会（議案上程と説明）
６月１５日（火）〜１８日（金）
午前１０時 本会議、代表質疑・一般質問
６月２１日（月）〜２２日（火） 午前１０時 常任委員会開催
６月２５日（金） 午後 １時 本会議（委員長報告、討論、議決）閉会
開会日は元環境政策課長の公判の日と同じです。
星野公平は、６月議会に一般質問を予定しています。
３つの不祥事事件（水道汚職事件、元環境政策課長の詐欺事件、住宅手当不正受給問題）の原因究明、障害者に冷たい今年度予算の変更過程、公務員賠償責任保険の当局の考えなど伺いたいと思っています。ご意見があればお寄せください。
お知らせ
「桑名市生涯学習推進計画」（案）のパブリックコメントを募集中です。
桑名市は｢市民の生涯学習を推進するための行政における基本的な考えや方向性を体系的に整理し、施策を総合的・効果的に進めるための計画｣を策定し、広く市民に意見を募集中です。分かり難い計画ですけど、一読して考えてみましょう。
【憲法第２５条関連】 映画「いのちの山河―日本の青空�供�
日時 ５月２９日（土）午後２時と午後６時の２回上映
場所 大山田コミュニティプラザ 文化ホール
主催 桑名員弁社会保障推進協議会（桑員社保協）
後援 桑名市教育委員会
入場料 前売り１０００円（当日１５００円）
２０１０年原水爆禁止国民平和大行進はじまる
―核兵器のない平和で公正な世界をめざしともに歩こうー
毎年恒例の国民平和大行進は５月６日、東京・夢の島からスタートしました。今年の平和行進は、４月の沖縄・米軍普天間基地移転県民大会や５月３日からのニューヨークでの核不拡散条約(ＮＰＴ)再検討会議が行われている中で取り組まれています。世界の運動とも呼応し、草の根から核兵器廃絶のうねりをつくり、非核・平和の日本の実現をアピールしていきましょう。
【桑名での予定】６月１１日（金）午前９時、市役所前で集会、
平和行進は、朝日町役場を経由して近鉄「川越富洲原」駅まで。
憲法９条と非核三原則を守ろう！！
非核日本宣言を実現しよう！！（桑名市は非核平和都市宣言をしていますが、先の３月議会では国に意見書を上げることが賛成少数で出来ませんでした。）
議員研修会の報告 ５月１３日−１４日、京都にて
１、記念講演「格差社会の行方」 同志社大、橘木俊詔 教授
＊演者(岩波新書｢格差社会 何が問題なのか」の著者｣は、機会の平等が保証されておれば、結果の不平等（大きな貧富の格差）を問題にしないというが、結果の不平等が大きくなれば、次の世代への機会の平等が損なわれるのではないかと。
＊何故、日本は貧困者の多い国になったのか。�� 不景気 �� 非正規労働者の増加 �� 社会保障の負担アップと給付削減 �� 高齢単身者、母子家庭、一部の若者の貧困
＊これらの対策は、�� 地方・中小企業中心の景気拡大 �� 同一労働同一賃金 �� 社会保障の拡大 �� 最低賃金のアップではないか。
２、都市計画の集中講義 神戸松蔭女子学院大学、中林浩 教授
講師より議員に対する意見として、�� 運動に政治を持ち込むなという話があるが、逆にまちづくり運動に参加しない議員のほうがおかしい。�� 議員は研究者以上に調査しやすい身分だ。�� 都市計画を理解するうえで観光地もおおいに視察してほしい。といわれたのが印象的であった。
受けた講義の内容をもとに、桑名市の「景観計画」（案）を考えて行きたい。
駅周辺（東地区）の空き地利用 これで良いのか
何年か前に、駅前の無料駐輪場が廃止され、有料の市営駐輪場が完成しました。私達は、税金で有料駐輪場を建設し、あげくに市民から利用料金を取ることに反対し、市民運動を起こしました。残念ながら市議会は駅前の有料駐輪場を認めてしまいました。それから今まで何年も無料駐輪場は空き地のままでしたが、今度民間の有料駐車場に変わりました。桑名市の公社所有の土地を民間に貸し有料駐車場にしたと言います。一方ＪＲ所有の土地は未だに閉鎖されたままで草が生えています。桑名市は市民にどんなサービスを提供すべきか真剣に考えるべきです。
散歩
国土交通省中部地方整備局の木曽川下流河川事務所を訪問し、七里の渡し地区の整備と赤須賀漁港の土砂採取等を尋ねました。住吉地区の土地買収は進んでおり、今年度中に３０％位の進捗を予定していました。住民のことも考えずに、何処にお金があるのか腹立たしかったです。川底の土砂の採取は、水門の改修に伴うものだったが、川幅が狭くなり高潮時の洪水が心配でしたが、それよりも町屋川の土の堤防の危険性を指摘されました。
週末は、東京での地域主権のシンポジウムに参加し、区画整理地区を２ヶ所ほど視察の予定です。
【憲法第９条関連】 高遠菜穂子さん 講演会
いのちに国境はないーイラク戦争はなんだったのか？」
日時 ６月６日（日）午後２時〜４時
場所 くわなメディアライヴ 多目的ホール
主催 桑名９条の会 連絡先 桑名医療生協内(23-0313)
入場料 １０００円